Fulltone OCD について

私もバージョン違いで4台使用経験があるOCD。人生で初めて購入した歪みペダルでもあり非常に思い入れが強いです。諸々話題になってますし、エフェクター紹介記事第一弾はこれしかない!

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目次

Fulltone(フルトーン)

  • アメリカのエフェクターブランド
  • 1993年創業
  • 創業者 : Michael Fuller(マイケル・フラー)
  • 2022年内にカリフォルニア工場閉鎖
  • 30年の歴史に幕?

ブティック系エフェクターブランドの先駆け的存在。ハンドメイドでありながら製品価格は非常にリーズナブル。代表ペダルはFull-Driveや今回ご紹介するOCD。世界中で人気のあるブランドに成長しました。

しかし、2022年内でカリフォルニアの生産工場を閉鎖するという内容の声明文がMichael Fullerから出され、会社自体も廃業に向かう流れの様です。今後Fulltone製品のレアリティが増していく事は確実ですね。

OCD(Obsessive Compulsive Drive)

OCD V2

機能
  • Volume … 音量
  • Drive … 歪み量
  • Tone … 音色
  • HP/LP … 音色切替えスイッチ
  • バイパス方式切替え可能
  • DC9V~18V対応

オーバードライブペダルのド定番として多くのギタリストに愛され続けてきた名器。初号機V1.1の発表以降マイナーバージョンアップを繰り返し、V2がOCDの最終版となりました。

単体でもブースターとしても優秀な万能型OD。基本的にはずっしりと腰の据わった骨太ドライブサウンドが魅力なんですが、ローゲイン設定時のクランチサウンドも非常に気持ちの良い音を出してくれます。

バージョンごとの音の違いは“微々たるもの”と言いたい所ですが、私的には結構な違いを感じられました。ただもはや旧モデルを入手する事は容易ではないので、今、OCDが欲しい方は買えるものをすぐ買う事をお勧めします。当然ながら現在はかなり価格高騰しています。

インフォメーション

・Fulltone
https://www.fulltone.com/pedals
・Mussete
http://www.musette-japan.com/fulltone_contents

バージョン違い

OCDのバージョンはシリアルナンバーの数字自体で判別可能です。バージョンによってはケースの内側に手書きされていたり、基盤に印字されています。知り得た情報を以下にまとめます。

スクロールできます
バージョンシリアルナンバー備考
V 1.100001〜04563LED青
白ノブあり
V 1.204564〜09473ボリュームポットを変更
V 1.309474〜16060ドライブポット
トーンコンデンサー
トーンポット、変更
V 1.416061~LED赤に
ゲルマニウムダイオード追加
普及モデル
V 1.5???生産台数少
V 1.6???生産台数少
V 1.7???最普及モデル
V 2.0???入力インピーダンス変更
OCDロゴが小さく
「Built in the USA」追加

他にも赤や黒の限定カラーモデルや、JHSがモデファイしたモデル、ゲルマニウムダイオードを2つ使用したカスタムショップ製のOCD-Geなどがあります。

今後何らかの形で復刻したりする事もあるでしょうが、それはまだまだ先でしょう。

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