エレキベースとは

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ベースのシンプル解説。

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目次

基本

  • 英語で「Electric Bass Guitar
  • Bass(ベース) = 低音
  • 弦は4本が基本

正式名称はエレクトリック・ベース・ギター。略してエレキベースやベースギターなどとも呼ばれますが、シンプルに「ベース」というのが最も浸透しているエレキベースの呼び方でしょう。

英語の訳的には“低音を鳴らせるギター”という事になりますが、エレキギターに近い構造なのは確かです。ベースの弦の本数は4本というのが一般的ですが、5弦や6弦を張れる多弦ベースも存在します。

各部の名称と役割

ボディ部

①ブリッジ

ボディ側で弦を固定するパーツ。音の伸びに影響があるとされる。フェンダーのテレキャスタータイプのブリッジ形状を基本としつつ、各社から色んなモデルが出ています。

②ピックアップ

弾いた弦振動を電気信号に変えるパーツで所謂マイク。基本構造や音への影響などはエレキギターと同じ。シングルコイルやハムバッカー以外に、シングルコイルを分割したようなスプリットコイルピックアップというのもあります。

③ピックガード

ピッキングによるボディへの引っ掻き傷を防ぐもの。ただ指弾きプレイヤーにとってはおしゃれアイテム的な意味合いの方が強いかもしれない。見た目はとっても大事です。

④ボリューム

アンプへの出力音量を調整できるコントロールノブです。イラスト画像はジャズベースタイプ。2ボリューム仕様で、各ピックアップそれぞれ音量調整が可能なモデル。ノブの数はベースによりけり。

⑤トーン

音色調整コントロールノブ。エレキギターと同じく、マックス状態が最も明るく、ノブを絞るにつれて高域が減衰していきます。

ネック部

①指板

ネック表面の押弦する際に触れる板。フィンガーボードとも言います。ギターと同じく、メイプルやローズウッド、エボニーがよく使用されます。木材の種類により弾き心地や音色に影響。

②フレット

音程を決定する金属の棒。弦を押さえる位置で音程が変わる。幅や高さなどのサイズ違い、材質による硬さなど実に奥が深く弾き心地に直結する大事なパーツ。

③ポジションマーク

プレイしやすいようにフレット数を目で確認できるお助けマーク。
3,5,7,9,12,15,17,19~フレットにマークされる事がほとんど。ギターと同じ。

④ナット

ヘッド側で弦を支え固定するパーツ。牛骨やタスク、ブラスが素材としてよく採用されます。音程の安定感や音の伸び(サスティーン)に影響を与えます。

⑤ペグ

ヘッドに付いている、弦を巻きつけるための金属パーツ。回すことで弦の張力を調整し音程を決定する。チューニングを司るこれまた重要なパーツ。

代表的なエレキベース

代表的なエレキベースは2機種。ジャズベースとプレシジョンベース。共にフェンダーが生み出したモデルで、発売から数十年経過しているにも関わらず、多くのプレイヤーに愛され続けているベース。

Precision Bass

基本仕様
  • スプリットコイルピックアップ搭載
  • 1ボリューム、1トーン

略して「PB」。1951年に世界初のエレキベースとしてフェンダー社から発売されました。イラストのベースはモデルチェンジ後のもので、オリジナルと呼ばれるプレシジョンベースは見た目が異なります。

見栄えするスプリットコイルピックアップが個性的。図太いサウンドも特徴。

Jazz Bass

基本仕様
  • シングルコイルPU ×2
  • 2ボリューム、1トーン

略して「JB」。1960年にプレシジョンベースの上位後継機としてフェンダー社より発売されたベース。2つのシングルコイルピックアップを搭載し、より音作りの幅が広がったモデル。

エレキベースのスタンダードと言われるモデル。クリアなサウンドが特徴。

参考動画

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